石を使ったスポーツに,氷上で"ストーン"を滑らせ,ぶつかり合わせながら得点を競うカーリングがあります。みなさんもこのスポーツのように,身近な石を使って遊んだ記憶があるのではないでしょうか。
石は私たちの生活のさまざまなところで利用されています。ビルやホテルなどの壁や床材として,門や石塀として,庭石や記念碑として,硯や文鎮,アクセサリーとして,ときにはテーブルや食器,食卓の上まで,その活躍の場は実に多岐にわたっています。石という素材には,「硬い」「重い」「長持ちする」「さまざまな色や質感をもつ」「耐水性・防火性が高い」などの特性があり,これらの特性を活かすことで,石はすばらしい天然素材として利用されています。
茨城県は古くから御影石(花崗岩)の採石・石材加工業が盛んで,特に真壁は日本三大石材産地の一つにも数えられています。この企画展では,国内外のさまざまな石材の利用と茨城の石材にスポットを当てながら,世界の石の文化,石という素材の多様性や特性,石と人とのかかわり,石に含まれている地球の記憶,生きものの石の利用などをとおして,石という素材の魅力について紹介します。
過去の企画展示
ザ・ストーンワールド-人と石の自然史-
展示構成 |
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開催期間 | 2008年10月11日(土)~2009年1月12日(月・祝) |
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開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日以降) |
主催 | ミュージアムパーク茨城県自然博物館 NHK水戸放送局(共催) |
後援 | 茨城新聞社/ミュージアムパーク茨城県自然博物館友の会 |
記念行事 | 大人&子どもフィールドガイド「石のふるさと・笠間」 2008年10月26日(日) 「石ころアートを描こう」 2008年11月22日(土) ミュージアムコンサート「サヌカイト・コンサート」 2008年12月7日(日) |