ミュージアムパーク 茨城県自然博物館

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館長挨拶

館長 横山 一己

 ミュージアムパーク茨城県自然博物館は「過去に学び、現在を識り、未来を測る」を基本理念に掲げ、新しいタイプの博物館を目指した自然史系博物館として1994年にオープンし、今年で29年目を迎えました。

 近年、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、来館者の皆様が安全に安心して楽しんでいただくことを第一に考え、博物館を運営してまいりました。具体的には、主に、土日祝日及び特定の日における事前予約制の導入、学校等の団体における1日の受け入れ上限数の設定、イベント参加人数の制限を行うことにより、密集密接を避けるために工夫してきました。また、これらの制限に対して、来館者の皆様にもご理解・ご協力をいただき、当館として大変感謝しているところです。

 当館も多くの集客施設と同様、入館者が大幅に減っており、コロナ禍前は年間約50万人お越しいただいた来館者も、2020年度は約25万人、2021年度は約28万人、と寂しい状況でした。しかし、昨年度(2022年度)はコロナウイルス感染症の影響もかなり収まり、当館も各種制限を緩和しつつ運営してきたこともあり、約45万人の来館者をお迎えすることができました。これも、当館を支えてくださる皆様のご理解ご協力あってこそのものと感じております。

 今年度は、コロナ禍前の約50万人の来館者を迎えるべく、コロナ禍前のように来館者に楽しんでいただけるように運営してまいります。引き続き新型コロナウイルス感染症等の影響も注視しながら、さらなる制限緩和をしていくつもりでおります。しかし、コロナ禍以前の状況を申し上げますと、土日祝日、特にゴールデンウィークやお盆等の特定期間は大変多くのお客様にお越しいただくことにより、館内・駐車場の混雑及び周辺道路の大渋滞を引き起こし、来館者及び周辺住民の皆様に多大な迷惑をおかけしておりました。そこで、それらの大きな課題を少しでも解消するため、土日祝日における事前予約制を継続させていただき、館内・駐車場及び周辺道路における混雑解消に努めてまいります。また、現在開催中の「いのちの色」展に続き、7月からは「うんち展」、10月からは「地衣類」展、3月からは「恐竜VS哺乳類」展を開催します。どの企画展も多くのお客様に楽しんでいただくため、展示に工夫を凝らしてまいりますので、ぜひご覧ください。

 当館も開館から30年近く経っており、修繕が必要な箇所や更新が必要な設備が増えてきております。そのため、昨年度のレストラン営業休止のように、今後も工事等によりお客様にご不便をおかけすることもあるかと思います。来館者の皆様に、当館を安全に楽しんでいただけるように維持・管理してまいりますので、引き続き皆様のご理解ご協力を宜しくお願いいたします。

 今後も、新型コロナウイルス感染拡大防止対策に取り組むとともに、来館者の皆様の期待に応えていけるよう充実させてまいります。茨城県民の皆様をはじめ、全国の皆様にも満足していただける施設として、職員一丸となって運営してまいりますので、多くの皆様に来館いただけると幸いに存じます。

 職員一同心から歓迎いたします。

2023年4月

ミュージアムパーク 茨城県自然博物館長 横山 一己

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