「科博コラボ・ミュージアムin茨城 第53回企画展 恐竜発掘-過去からよみがえる巨大動物-」
近年,世界各地で恐竜類をはじめとする巨大動物化石の発見が相次いでいます。恐竜類の調査は,古くはアメリカの古生物学者マーシュとコープによって展開された古生物学的命名競争が有名ですが,現在では日本国内でも17道県から恐竜類の化石が発掘されており,ほかにも海生爬虫類,鯨類,束柱類,ゾウ類などの巨大動物化石が発見されています。
茨城県内でも,北茨城市でみつかった体長10mを超えるムカシオオホホジロザメ化石など,さまざまな巨大動物化石が発掘されています。
今回の企画展では,これらの巨大動物化石について,その発掘調査から,その後のクリーニング作業,同定,復元,展示など数々のステップを紹介するとともに,さまざまな分野で明らかになった研究成果を知っていただき,皆さまをロマンあふれる発掘現場へといざないます。姿を消していった巨大動物たちの不思議な生態や進化の謎に触れ,発掘のおもしろさを感じていただければ幸いです。
過去の企画展示
恐竜発掘 -過去からよみがえる巨大動物-
展示構成 |
|
---|
開催期間 | 2011年10月8日(土)~2012年1月9日(月・祝) |
---|---|
開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日以降) |
主催 | ミュージアムパーク茨城県自然博物館/(独)国立科学博物館/(財)全国科学博物館振興財団 |
後援 | NHK水戸放送局/茨城新聞社/日本古生物学会/ミュージアムパーク茨城県自然博物館友の会 |
記念行事 | 記念講座「最新恐竜学」 2011年10月8日(土) 自然観察会「恐竜時代の地層を観察しよう」 2011年10月30日(日) 自然講座「折り紙でティラノサウルスをつくろう」 2011年11月27日(日) |