美しい姿が印象的な富士山は、歴史上、たびたび大噴火をおこしている日本有数の活火山です。平安時代の貞観の噴火では大量の溶岩流が麓を埋めて青木ヶ原樹海の土台をつくりました。また、江戸時代の宝永噴火で噴出した火山灰は、茨城まで達しています。一方、これらの火山活動は湧き水や景勝地などの多彩な恵みをもたらしました。
近年、富士山直下での低周波地震の発生を機に、国が中心となって富士山火山防災マップ(ハザードマップ)の作成が進められています。この企画展では、火山がもたらす災害と恵みの両面を再確認し、火山との共存の在り方について考えます。
過去の企画展示
富士山 -その怒りと恵み-
展示構成 |
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開催期間 | 2003年10月18日(土)~2003年1月12日(月・祝) |
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開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日以降) |
主催 | ミュージアムパーク茨城県自然博物館 NHK水戸放送局(共催) |
後援 | ミュージアムパーク茨城県自然博物館友の会 |
記念行事 | 自然観察会「海底火山の跡をめぐって(山方町)」 2003年11月2日(日) 自然講座「活火山としての冨士」 2003年11月9日(日) サンデーサイエンス「火山灰をしらべよう」 2003年12月7日(日)、12月14日(日)、12月21日(日) |