茨城県には日本で最も古い地層があり,大地の起源は約5億年前にまでさかのぼることができます。また,有名な景勝地である筑波山や袋田の滝などの美しい景観は,その大地の成り立ちと大きくかかわっています。そして,平磯海岸の岩礁でみられるアンモナイト,五浦海岸で発見されたムカシオオホホジロザメ,常陸大宮市で最近発見された古代ゾウのステゴロフォドン,つくば市から土浦市を流れる花室川などを中心に数多く発見されているナウマンゾウなどの貴重な化石も,茨城の大地を語るうえでは欠かせないものです。2011年には茨城県北ジオパークが日本ジオパークに公式認定されるなど,茨城県内の各地でみられる多様な地質がもつ意義は,広く認められつつあります。
本企画展では,悠久の時をたどりながら茨城県内の各地の地質の見所を次々とめぐっていきます。化石や岩石に残された記録をひもときながら茨城のジオ(大地)に目を向け,その成り立ちについて考えていきましょう。
過去の企画展示
ジオ・トラベル in いばらき -5億年の大地をめぐる旅-
展示構成 |
|
---|
開催期間 | 2013年10月12日(土)~2014年1月19日(日) |
---|---|
開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日以降) |
主催 | ミュージアムパーク茨城県自然博物館 |
後援 | NHK水戸放送局/茨城新聞社/ミュージアムパーク茨城県自然博物館友の会 |
記念行事 | 自然観察会「日本最古の地層を観察しよう」 2013年11月4日(月・祝) 自然講座「どこまでわかったステゴロフォドン-発見とその意義-」 2013年11月17日(日) 自然講座「知っていますか??茨城のジオパーク」 2013年12月22日(日) |