わたしたちが日常食べている野菜は,外国からやってきたものがほとんどです。例えば,カブやキャベツなどアブラナ科の野菜は,地中海地方原産のものが多く,その原種のかたちは,現在のカブやキャベツとはかなり違うものでした。カブの地下部が大きくなったり,キャベツが丸く結球したりするのは,長年にわたる品種改良の結果です。そして,これらの野菜は世界中に広がっていきました。また,カブは,日本に伝来した後,コマツナやノザワナに変化していきました。
このようにそれぞれの野菜には,人とともに歩んできた歴史があり,わたしたちの生活になくてはならない存在となっています。この企画展では,これらの野菜を,多様性やその起原,日本や茨城での現状,最新の栽培技術など,さまざまな面から紹介します。
過去の企画展示
わんだふる・ベジタブル 野菜王国がやってきた
展示構成 |
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開催期間 | 2009年10月10日(土)~2010年1月11日(月・祝) |
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開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日以降) |
主催 | ミュージアムパーク茨城県自然博物館 |
後援 | NHK水戸放送局/茨城新聞社/JA全農いばらき/ミュージアムパーク茨城県自然博物館友の会 |
記念行事 | 自然講座「野菜ってなんだろう」 2009年10月10日(土) 自然講座「茨城県農業総合センター見学会」 2009年10月24日(土) 自然観察会「そうだハス田に行こう」 2009年11月15日(日) |