南極大陸は日本の約37倍の面積があり,そのほとんどが氷床で覆われています。氷原では,46億年前の太陽系誕生の情報をもつ南極隕石が多数見つかっています。また,氷の中には,100万年前の空気が閉じこめられています。南極は,まさにタイムカプセルです。そして,南極では地球温暖化の兆候やオゾンホールの形成など現在から未来に向けての全地球的な環境変化をとらえることができる場所として,さまざまな観測が行われています。
今回の企画展では,南極の知られざる素顔と南極観測の最前線について紹介し,南極からみえる地球環境についてみなさんと考えてみたいと思います。
過去の企画展示
46億年のタイムカプセル[南極大陸から未来がみえる]
展示構成 |
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開催期間 | 2005年7月16日(土)~2005年9月25日(日) |
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開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日以降) |
主催 | ミュージアムパーク茨城県自然博物館 |
後援 | 朝日新聞社/ミュージアムパーク茨城県自然博物館友の会 |
記念行事 | 自然講座「教えて 南極の大自然」 2005年7月31日(日) 自然講座「南極のはなしを聞いてみよう」 2005年8月21日(日) |
特別協力 | 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 |