水に恵まれた日本には,身近な川や池,湖などに約300種の淡水魚が生息しています。私たち日本人は,これらの淡水魚を漁業資源としてだけでなく,遊漁や鑑賞など日常生活のさまざまな場面で利用し,その恵みを享受してきました。しかしながら,生活が便利になるにつれて,護岸工事や生活排水の流入,外来魚の放流などによって淡水魚の生息環境も大きく変化してきました。
本企画展では,日本人とのかかわりが深いコイやアユ,ウナギ,サケなどの淡水魚の不思議な生態や人とのかかわりを紹介します。展示を通して水辺の自然のすばらしさとともに地域に伝わる伝統や文化なども再発見していただければ幸いです。そして,絶滅の危機にさらされている淡水魚やそれらを保護する人たちの活動から淡水魚の未来をともに考えていきませんか。
過去の企画展示
ぎょ・魚・漁 -淡水魚の知られざる生態を追って-
展示構成 |
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開催期間 | 2013年7月13日(土)~2013年9月23日(月・祝) |
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開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日以降) |
主催 | ミュージアムパーク茨城県自然博物館 |
後援 | アクアワールド茨城県大洗水族館/NHK水戸放送局/茨城新聞社/ミュージアムパーク茨城県自然博物館友の会 |
記念行事 | 自然講座「ニホンウナギの完全養殖への挑戦」 2013年7月13日(土) 自然講座「カラー魚拓に挑戦」 2013年7月20日(土) 自然観察会「やな(簗)へ行こう」 2013年9月22日(日) |
特別協力 | 船の科学館 |