ボタニカルアートは、「Botany」と「Art」が結びついた言葉で、直訳すると「植物学的な芸術」となります。植物を良く観察し、形や色や特色を写実的に克明に、かつ芸術的な美しさをもって描いた絵のことで、18~19世紀のヨーロッパで発達しました。ボタニカルアートを扱った出版物としては、イギリスのキュー植物園で発行され現在も続いている雑誌「ボタニカルマガジン」、シーボルト著の「フロラ・ヤポニカ」などが有名です。この企画展では、ボタニカルアートの展示のほかに、絶滅危惧植物の標本を展示し、なぜ多くの野生植物が絶滅の危機に瀕しているのか、そしてそれらの植物を救うのにはどうしたらよいのかを、みなさんとともに考えます。
過去の企画展示
アートが植物を救う-絶滅危惧種と植物画の世界-
展示構成 |
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開催期間 | 2003年2月1日(土)~2003年2月23日(日) |
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開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日以降) |
主催 | ミュージアムパーク茨城県自然博物館/日本植物画倶楽部 NHK水戸放送局(共催) |
後援 | ミュージアムパーク茨城県自然博物館友の会 |
記念行事 | 記念行事「ボタニカルアート入門」 2003年2月2日(日) |