氷河期には寒冷な氷期と温暖な間氷期が何度も繰り返し訪れました。寒冷な氷期には陸上に巨大な氷床が発達し、海水面は現在よりも低下していました。現在はユーラシア大陸と北アメリカ大陸の間にはべーリング海峡がありますが、ここが氷期には陸地になり、そこをマンモスや私たち人類の祖先が渡って2つの大陸間を移動したことがわかっています。
本企画展では、地球の気候変動がどのようにして起こるのか、その結果として地球上の動物たちにどのような影響があったのかを紹介していきます。また、マンモスがどうやって寒冷地に適応して分布を広げていったのか、日本列島にはどうやって動物がやってきたのか、われわれ人類はどう進化し氷河期をどう生き抜いてきたのか、そして、現在の地球が直面している気候変動についてもみていきましょう。
過去の企画展示
マンモスが渡った橋 -氷河期の動物大移動-
展示構成 |
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開催期間 | 2014年12月20日(土)~2015年6月7日(日) |
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開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日以降) |
主催 | ミュージアムパーク茨城県自然博物館 |
後援 | NHK水戸放送局/茨城新聞社/ミュージアムパーク茨城県自然博物館友の会 |
記念行事 | 記念講演会「ランチョ・ラ・ブレア/アイスエイジからのメッセージ」 2014年12月20日(土) 自然観察会「石ころが語る氷河期の川」 2015年3月8日(日) 特別映像上映会「アイスエイジ TITANS OF THE ICE AGE」 2015年1月2日(金)、3日(土)、4日(日)、11日(日)、12日(月)、2月11日(水)、3月21日(土)、28日(土)、29日(日) 記念シンポジウム「日本の第四紀環境変動と生物相の変化」 2015年5月17日(火) 自然観察会「古東京湾の貝化石を探しに行こう」 2015年5月24日(日) 自然講座「茨城から産出した第四紀の生き物たち」 2015年6月7日(日) |
特別協力 | ロサンゼルス郡立自然史博物館 |