中米の花園とも呼ばれるコスタリカ共和国。日本の1/7の面積しかないこの小さな国に,日本の500種を超える850種の鳥類が見られます。生命の宝庫である熱帯雨林が,近年,世界で毎年15k㎡も消失しているといわれています。コスタリカも例外でありませんでしたが,国全体で自然保護に取り組み,現在では国土の約27%を国立公園等の保護区とするなど,自然保護の先進国となりました。
この企画展では,昆虫や植物の標本約1000点を中心に,熱帯雨林の生物の多様な姿や不思議な生態を紹介します。コスタリカの自然保護への取り組みとともに,熱帯雨林のはたらきと私たちとの関係についても解説します。
世界の自然保護について考え,また,森を守るために一人一人が行動を起こすきっかけにして下さい。
過去の企画展示
妖精たちのすむ森から-コスタリカの生物多様性とその保護-
展示構成 |
|
---|
開催期間 | 1998年7月11日(土)~1998年9月20日(日) |
---|---|
開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日以降) |
主催 | ミュージアムパーク茨城県自然博物館 |
後援 | コスタリカ大使館/コスタリカ政府観光省観光局/ミュージアムパーク茨城県自然博物館友の会 |
記念行事 | 記念シンポジウム「熱帯の森 その素顔と魅力」 1998年8月2日(日) コスタリカフェア「五感で学ぼうコスタリカ」 1998年8月9日(日) 記念講座「コスタリカの自然と保護への取り組み」 1998年9月6日(日) |
特別協力 | コスタリカ国立博物館/ロサンゼルス郡立自然史博物館 |