レッドリストの原典は,IUCN(国際自然保護連合)が1966年に刊行した「IUCN Red List of Threatened Animals 」です。絶滅のおそれのある動物種を掲載したこのリストは,今日に至るまで数年おきに発行され,野生動物の保全活動への基礎的なガイドラインとして大きな役割を担っています。また最近では国や,都道府県版のレッドリストの刊行も相次いでいます。
この企画展では,そうしたリストに掲載された動物たちに焦点をあて,どのような理由で危機的な状況に陥ってしまったのか,またそうした事態に対しての保全戦略はどうなっているかについてを解説します。
これから私たちにできることは何なのかについて,ぜひこの機会に考えていただければと思います。
過去の企画展示
朱鷺・今私たちが問われる時代-レッドリストの動物たち-
展示構成 |
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開催期間 | 1998年4月18日(土)~1998年6月14日(日) |
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開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日以降) |
主催 | ミュージアムパーク茨城県自然博物館 |
後援 | 環境庁/ミュージアムパーク茨城県自然博物館友の会 |
記念行事 | 「みんなで考えよう動物たちの21世紀」(連続ワークショップ) 1998年5月10日(日)、31日(日)、6月7日(日) |