コスタリカのアラフェラ県と茨城県は1980年に友好関係を結びました。当館でも平成９年度コスタリカ国立博物館から研修生を受け入れるなど、その結びつきは年々深まっています。 そこでこの機会に茨城県自然博物館では、コスタリカの熱帯雨林を中心に、その重要性や自然保護の取り組みを広く県民に紹介するため今年の夏、第13回企画展として「熱帯雨林・その豊かな生き物たち（仮称）」を開催することになりました。
　その準備調査のため、平成８・９年にかけてコスタリカ・アルゼンチン等の国々へ行きました。この調査隊の足取りや感動を来館者の皆様にお伝えするために、今回の特別企画展を開催することになりました。
　日本では見られない、熱帯雨林の中で生息するさまざまな生き物を，今回は写真を中心としてじっくりとご観賞下さい。そして本年夏の企画展への期待感をお持ちいただければと思います。たくさんの皆さまのお越しをお待ちしています。