スタッフ紹介
- 氏名
- 久松 正樹(HISAMATSU Masaki)
- 所属
- 資料課/動物研究室
- 専門
- 主査
昆虫生態学(ハチ類)
- 在職期間
- 1994年~2012年、2015年~2018年、2023年~現在
- 所属学会
- ・日本昆虫学会
・日本環境動物昆虫学会
・水戸昆虫研究会会員
・茨城生物会会員
研究テーマ
- 茨城県の昆虫相解明にむけた調査研究
- 野生花バチ群集の訪花選好性に関する研究
来館者へのメッセージ
地球上でもっとも繁栄している生きものの昆虫、その多様な姿と生活は、私たちの知的好奇心を掻き立てます。そんな昆虫類の魅力を、皆さんにお届けしたいと思っています。さあ、一緒にフィールドに出かけましょう!
担当した主な企画展等
- 第87回企画展「うんち無しでは生きられない! -あなたの知らない自然のしくみ-」
- 第69回企画展「昆虫大研究プロジェクト」(主任)
- 第52回企画展「昆虫大冒険」(主任)
- 第41回企画展「ミヤマスカシユリの薫る里」(主任)
- 第30回企画展「ハチたちの1億年」(主任)
- 第1回市民コレクション展「チョウの魅力を求めて」(主任)
- 第2回企画展「虫・進化の申し子たち」(主任)
主な著書(分担執筆)
- 「あっ!ハチがいる!」
- 「新・シーボルト研究〈1〉自然科学・医学篇」
- 「茨城の動物たち-教師の卵 フィールドに出る」
- 「地球再発見 いばらき自然ものがたり」
- 「玉川百科こども博物誌 昆虫-ワールド」
- 「茨城の昆虫生態図鑑」
主な論文
- Masaki HISAMATSU and Sôichi YAMANE. 2006. Faunal makeup of wild bees and their flower utilization in a semi-urbanized area in central Japan. Entomological Science, 9 137-145.
- 久松正樹・山根爽一. 2008. 茨城県八溝山麓における野生ハナバチの種構成と花の利用様式,「昆蟲」ニュ-シリ-ズ, 11(3): 115-127.
- 久松正樹. 2008. 茨城の新しい住人たち-昆虫編-. 茨城生物, (28): 59-69.
- 久松正樹. 2008. 昆虫からみる茨城の環境変化. 環境とカウンセラー. 4(2): 44-49.
- 井上大成・久松正樹・鈴木大河・水戸昆虫研究会・つくば昆虫談話会. 2009. 強い採集圧をかけたホソオチョウ個体群の4年間の発生状況~ホソオチョウは採集によって減るか?~. 昆虫と自然, 44(5): 31-39.
- HISAMATSU, Masaki. 2010. Species diversity and composition of wild bees observed at Mt. Tsukuba, Ibaraki Prefecture, central Japan. Japanese Journal of Environmental Entomology and Zoology, 21 (2): 127-134.
- 久松正樹. 2010. 茨城県の絶滅昆虫と絶滅のおそれのある昆虫. 昆虫と自然, 45(8): 24-27.
- 久松正樹. 2011. 茨城県阿字ヶ浦河岸砂丘における野生ハナバチ群集の種構成と花の利用状況. 環動昆, 22(1): 23-32.
- 久松正樹. 2011. 博物館だより (4) ミュージアムパーク茨城県自然博物館の昆虫に関する調査研究,普及活動について. 昆蟲 (ニューシリーズ), 14 (3): 242-248.
- 久松正樹. 2011. 茨城県美浦村陸平貝塚における野生ハナバチ群集の種構成. 茨城県自然博物館研究報告, (14): 15-25.
- 久松正樹・小泉直孝・山崎晃司・湯本勝洋・石田容之. 2012. ミュージアムパーク茨城県自然博物館大52回企画展「昆虫大冒険-タケルとケイの不思議な旅-」の記録. 茨城県自然博物館研究報告, (15): 105-113.
- 久松正樹・小幡和夫. 2013. 常盤松御用邸の動植物相-調査についての概要-. ミュージアムパーク茨城県自然博物館 (編). 常盤松御用邸の動植物相. pp. 1-3. ミュージアムパーク茨城県自然博物館.
- 久松正樹・斉藤洋一. 2013. 常盤松御用邸のハチ類. ミュージアムパーク茨城県自然博物館 (編). 常盤松御用邸の動植物相. pp. 57-63. ミュージアムパーク茨城県自然博物館.
- 久松正樹. 2015. 書評. 昆蟲(ニューシリーズ), 18(3):81.
- 久松正樹. 2015. 茨城県北茨城市小川地域における野生ハナバチ群集の種構成. 茨城県自然博物館研究報告, (18): 19-32.
- 久松 正樹・中川 裕喜・加倉田 学・日向 岳王・椿本 武. 2018. ミュージアムパーク茨城県自然博物館第69回企画展「昆虫大研究プロジェクト-あなたも研究者 みんながつくる昆虫展-」の記録. 茨城県自然博物館研究報告, (21): 155-169.
- 久松正樹. 2021. 泉坂下遺跡 (縄文時代晩期) より出土したハチの巣. 茨城県常陸大宮市埋蔵文化財発掘調査報告書第35集 泉坂下遺跡Ⅶ-保存整備事業に伴う第6次確認調査報告. pp. 101-102, 常陸大宮市教育委員会.
- 久松正樹. 2022. サークル紹介 科学する心を育てるために 県南理科教育を語る会. 茨城教育, (869): 49-50.
主な学会発表
- 米田洋斗 (我孫子第三小学校6年), 久松正樹. 2003. イラガセイボウの生態について. 日本昆虫学会.
- 久松正樹. 2004. 茨城県菅生沼周辺の野生ハナバチの訪花傾向. 日本昆虫学会.
- 久松正樹. 2005. 茨城県八溝山麓における野生ハナバチ相. 日本昆虫学会.
- Masaki HISAMATSU and Sôichi YAMANE. 2005. Faunal makeup and species diversity of wild bees (Hymenoptera; Apiformes) at a semi-urbanized area in central Japan. 5th Asia-Pacific Congress of Entomology.
- 井上大成・久松正樹・水戸昆虫研究会・つくば昆虫談話会. 2007. ホソオチョウは採集によって減るか?. 日本昆虫学会.
- 久松正樹. 2010. 茨城県笠間市の野生ハナバチ. 日本昆虫学会第70回大会.
- 久松正樹. 2017. 昆虫大研究プロジェクト あなたも研究者 みんながつくる昆虫展. 日本昆虫学会第77回大会 (昆虫担当学芸員協議会).
- 久松正樹. 2017. 茨城にはミツバチ以外にどんなハナバチがいるか?. ミツバチサミット2017. 筑波大学.