ミュージアムパーク 茨城県自然博物館

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館長挨拶

館長 横山 一己

 ミュージアムパーク茨城県自然博物館は「過去に学び、現在を識(し)り、未来を測る」を基本理念に掲げ、新しいタイプの博物館を目指した自然史系博物館として1994年にオープンし、今年で30年目を迎えました。

 最近は、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、来館者の皆様が安全に安心して楽しんでいただくことを第一に考え、土日祝日などの事前予約制の導入など、ご不便をおかけしてきました。今年からはゴールデンウィークやお盆期間など、特に混雑が予想される日のみ予約制を残すことで、館内の混雑緩和を図るとともに、周辺道路の渋滞解消にも努めております。これらの残された制限に対して、来館者の皆様にもご理解・ご協力をいただきたく思います。

 コロナ禍前は年間約50万人のお客様にお越しいただいておりましたが、感染症対策等の影響により、2020年度は約25万人、2021年度は約28万人まで来館者数が落ち込みました。2022年度以降は感染症の影響が収まってきたこともあり、年間40万人以上の来館者をお迎えするところまで回復してまいりました。これも、当館を支えてくださる皆様のご理解とご協力があってこそのものと感じております。今年度は、現在行われている「恐竜vs哺乳類」展、7月から始まる「羊歯(シダ)」展、11月から始まる30周年を記念する企画展「ミュージアムパーク30年のありったけ」展を行います。これらの企画展に加え毎週多くのイベントを行っており、引き続き来館者に楽しんでいただけるように運営してまいります。

 30年も経過すると、開館当初からの施設や設備では、修繕や更新が必要なところが増えてきています。昨年度は、高圧電気工事を行い10日間の休館となりました。また、野外に目を向けると、樹木の伐採を本格的に進める必要がでています。自然を感じられる当館自慢の野外施設の中には、使用を中止しているところもあります。少しずつではありますが、使用を再開できるように取り組んでおります。

 また、特に子供向けのイベントに使用する道具や、遠方の学校等に対して出張展示をしている「移動博物館」で展示する資料は、老朽化が目立っております。さらに、毎年多くの標本を寄贈いただきますが、展示するには修繕が必要なものがあります。それらに少しでも対応するため、今年度から賛助会員(団体・個人)を募り、集まった基金でイベント資料の購入や修繕を行いたいと考えています。多くの方々に御協力いただければ幸いです。

 今後も、来館者の皆様の期待に応えていけるよう充実させてまいります。茨城県民の皆様をはじめ、全国の皆様にも満足していただける施設として、職員一丸となって運営してまいりますので、多くの皆様にご来館いただけると幸いに存じます。

 職員一同心から歓迎いたします。

2024年4月

ミュージアムパーク 茨城県自然博物館長 横山 一己

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