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<学芸系職員紹介> 加藤 太一 学芸員

氏名:加藤 太一(Taichi KATO

所属:資料課 学芸員

   地学研究室

専門:古生物(特に古脊椎動物)

在職期間:平成24年度~現在

所属学会

○日本古生物学会

○日本地質学会

Society of Vertebrate Paleontology

 

経歴

 20113

東京大学理学部地球惑星環境学科(卒業)

 20114月~20123

  東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻 遺体科学研究室 修士課程(中退)

 20124月~現在

  ミュージアムパーク茨城県自然博物館 学芸員

 20154月~現在

  茨城大学大学院理工学研究科宇宙地球システム科学専攻 博士後期課程

 

研究テーマ:

  首長竜などの海生爬虫類の進化,生態,古生物地理

  茨城県から産出する化石

  子どもの興味関心を高める地学教材の開発

 

来館者へのメッセージ

  出身は愛媛県松山市です。温泉,みかん,ポンジュースをこよなく愛しています。

  茨城県からは,貝化石やナウマンゾウ,アンモナイトなど様々な化石が出てきます。博物館の展示を通して,化石や古生物学の面白さを伝えていきたいです。

  2展示室の「恐竜たちの生活」をリニューアルしました。新しい姿になった恐竜だけではなく,花を咲かせる植物や多様な哺乳類たちにもご注目ください!

  主な研究テーマは,恐竜時代の海に生きていた動物たちの生態や分布です。茨城県からは白亜紀の地層から翼竜類,モササウルス類,スッポン類の化石を報告したほか,お隣の福島県で見つかった首長竜などについても現在研究を行っています。

 

学術論文

1.     Kazushige Tanabe, Akihiro Misaki, Neil H. Landman and Taichi Kato. 2013. The jaw apparatuses of Cretaceous Phylloceratina (Ammonoidea). Lethaia, 46 (3): 399-408.

2.     相田裕介・加藤太一・遠藤好. 2016. 茨城県稲敷郡阿見町の上岩橋層からの硬骨魚類椎体化石の産出記録. 茨城県自然博物館研究報告, (19): 37-44.

3.     加藤太一. 2016. 茨城県自然博物館のインターネットによる広報活動の分析 -第62回企画展「マンモスが渡った橋」展でのSNSを使った取り組みの成果-. 茨城県自然博物館研究報告, (19): 127-134.

4.     加藤太一. 2016. ミュージアムパーク茨城県自然博物館において実践されてきた博物館実習生による博物館学的研究の記録. 茨城県自然博物館研究報告, (19): 135-148.

5.     加藤太一・国府田良樹・安藤寿男・薗田哲平・増川玄哉. 2017. 茨城県ひたちなか市の那珂湊層群から産出した白亜紀爬虫類化石. 茨城県自然博物館研究報告, (20): 7-14.

6.     高橋 唯・加藤太一・相場博明・指田勝男. 2017. 博物館活動で得られた栃木県塩原層群産のクワガタムシ科およびオオムカデ目化石について. 茨城県自然博物館研究報告, (20): 51-55.

 

学会発表

1.     加藤太一・棚部一成. 2011. モロッコ産チューロニアン前期ポリコチルス科首長竜の新たな頭骨標本における三次元的形態解析. 日本地球惑星科学連合2011年大会. 幕張メッセ.

2.     加藤太一・棚部一成. 2011. ポリコチルス科首長竜の新規頭骨標本における歯数および歯形成過程について―顎骨の伸張と歯の形成様式―. 日本古生物学会2011年年会. 金沢大学.

3.     Kato Taichi and Tanabe Kazushige. 2013. Tooth Implantation and Replacement in polycotylid plesiosaur. Society of Vertebrate Paleontology 73rd Annual Meeting. Los Angeles County Museum.

4.     加藤太一. 首の短い首長竜における特殊な歯の生え替わり. 2014. 32回化石研究会総会・学術大会. 埼玉県立自然の博物館.

5.     加藤太一・安藤寿男. 異常巻きアンモナイトの殻形態における適応的意義. 2015. 日本古生物学会2015年年会. 産業技術総合研究所・国立科学博物館.

6.     加藤太一・国府田良樹・安藤寿男・薗田哲平. 茨城県ひたちなか市の那珂湊層群から産出した白亜紀爬虫類化石. 日本古生物学会2016年年会. 福井県立大学.

7.     相田裕介・宮田真也・加藤太一・遠藤好. 2017. 茨城県稲敷郡阿見町の更新統下総層群からのマグロ属椎体化石の産出. 日本古生物学会第166回例会. 早稲田大学 (共催:早稲田大学教育・総合科学学術院).

8.     宮田真也・国府田良樹・柳沢幸夫・藪本美孝・角田昭二・加藤太一・安藤寿男・長谷川善和. 2017. 北茨城市下部中新統亀ノ尾層から産出したサバ科サワラ族魚類. 日本古生物学会第166回例会. 早稲田大学 (共催:早稲田大学教育・総合科学学術院).

9.     加藤太一・橋本一雄・松本武雄・鈴木千里・長谷川善和・菜花智・国府田良樹・安藤寿男. 2017. 福島県いわき市の双葉層群足沢層から産出したポリコチルス科首長竜の烏口骨化石とその古生物地理学的意義. 日本古生物学会2017年年会. 北九州市立自然史・歴史博物館(いのちのたび博物館).

10.  高橋 唯・加藤太一・相場博明・指田勝男. 2017. 栃木県塩原産のクワガタムシ科及びオオムカデ目化石について. 日本古生物学会2017年年会.北九州市立自然史・歴史博物館(いのちのたび博物館).

11.  加藤太一・薗田哲平・宮田真也・河野重範・国府田良樹・安藤寿男. 2018. 那珂湊層群磯合層産スッポン類化石の新標本とその意義. 日本古生物学会第167回例会. 愛媛大学.

12.  加藤太一. 2018. 茨城県自然博物館における恐竜展示のリニューアル~中生代の森林ジオラマの更新とその効果~. 全国科学博物館協議会第25回研究発表大会. 福岡市科学館.

 

賞罰

1.       20113 東京大学理学部地球惑星環境学科 地球惑星環境学特別研究最優秀賞

2.       20117 日本古生物学会2011年年会 優秀ポスター賞

 

外部資金・助成金

1.       平成25年度 公益財団法人日本科学協会. CTスキャンを用いた3次元的形態解析による首長竜の補食機能の推定」(加藤太一

2.       平成26年度・27年度 公益財団法人武田科学振興財団. 「生徒の興味を高める体験学習型地学教材の開発」(加藤太一・赤羽岳彦)

3.       平成28年度. 公益財団法人カメイ社会教育振興財団・全国科学博物館協議会. 「『“恐竜”を通して自然科学を学ぶ展示』作成のための標本および現地博物館,フィールドの調査」(加藤太一

 

監修・著作

1.       加藤太一 (監修). 2017. 学研の図鑑Live古生物. 227pp., 学研プラス.

2.       加藤太一. 2017. 恐竜展示のリニューアル ミュージアムパーク茨城県自然博物館の実線から. 栗原一樹 (). 現代思想 20178月臨時増刊号 総特集◎恐竜 ―古生物研究最前線―. pp204-211., 青土社.

3.       高濱正伸(監修)・海老原淳・大越健嗣・岡島秀治・加藤太一・小宮輝之・保坂健太郎・本村浩之(生き物監修). 2018. ?に答える!生き物事典. 681pp., 学研プラス.

 

外部での普及活動

1.       2015523.「氷河期の動物大移動について」. NHK文化センター.

2.       2015111.「首長竜のお食事マナー ~何をどうやって食べていたの?~」. 福井県立恐竜博物館(連携博物館セミナー).

3.       201685. 「地学教育への基本講座-地層をつくる砂粒から恐竜化石まで-」. 筑波大学(教員免許更新講習).

4.       201781. 「恐竜の進化と絶滅の謎」. 日立市視聴覚センター.

5.       2017825. 「地学教育への基本講座-地層をつくる砂粒から恐竜化石まで-」. 筑波大学(教員免許更新講習).

6.       20171111. 「恐竜の最新研究と博物館の展示 ~どうして恐竜の姿は変わってゆくのか~」. 青少年のための科学の祭典古河大会.

 

当館出版書籍

1.       小池 渉・赤羽岳彦・滝本秀夫・加藤太一・細山正夫・国府田良樹・西山由美子・荒井寿紀・富永敬之. 2012. 56回企画展「鉱―レアメタル・レアアース・新資源を探せ―」. 38pp., 富士オフセット印刷株式会社.

2.       赤羽岳彦・加藤太一・滝本秀夫・小池 渉・諸橋靖子・国府田良樹・根本登美子・石塚美穂・泉水正和. 2013. 59回企画展「ジオ・トラベルin いばらき―5億年の大地をめぐる旅―」. 38pp., 富士オフセット印刷株式会社.

3.       加藤太一 (分担執筆). 2014. ミュージアムパーク茨城県自然博物館(). 地球再発見-いばらき自然ものがたり-. 317 pp., 茨城新聞社.

4.       加藤太一・小池 渉・滝本秀夫・山﨑晃司・相田裕介・国府田良樹・沼尻耕一郎・石塚美穂. 2014. 62回企画展「マンモスが渡った橋―氷河期の動物大移動―」. 38pp., 株式会社あけぼの印刷社.

5.       諸橋靖子・相田裕介・青木賢一・土屋 勝・鵜澤美穂子・加藤太一・根本登美子・山﨑正夫・齊木均志・沼尻耕一郎. 2016. 65回企画展「洞くつ探検―地下に広がるふしぎな世界―」. 38pp., 富士オフセット印刷株式会社.

6.       相田裕介・加藤太一・青木賢一・小池 渉・諸橋靖子・国府田良樹・近藤大介・松浦卓也. 2017. 68回企画展「アンモナイト・ワールド―恐竜時代の海へいこう―」. 38pp., 富士オフセット印刷株式会社.